はじめまして、AIMNAIMです。
サンマリノという両国にある会社で、私含め2名のデザイナーで洋服を中心に創作活動を行う小さなプロジェクトです。
ブランド名について
ブランド名は「エイムネイム」と読みます。
完全に語感だけで設定したブランド名ではありますが、
後付けの意味としてAIM ‘n’ AIM.
目標を越えてもその次の目標が待っている。終わる事の無い洋服のデザインへの探求を表す、と捉えることとしました。
コンセプト
Unusual but Ordinary
普通じゃないけど、普通っぽい。
毎日着られる、生活に近いモード服。
私たちは日常着に何を求めるでしょうか。
もちろん人によって千差万別だとは思いますが、私たちが考え付くことは
着心地が良い
動きやすい
一定の上品さがある
手入れがしやすい
買いやすい
着ていて楽しくなる
このような事でした。
ワークウェアとミリタリーを参照する
上記のような考え方から、一番に思いつくのはワークウェアやミリタリーウェアです。
動くことを前提で設計されたこれらの衣類のアーカイブは、私たちに多くのヒントを与えてくれます。
しかし、通常のワークウェアや軍の放出品は、一定の上品さと言うと難しいところがあります。
カジュアルな場から、少し大人っぽい場所へ行く際にも着られること。
部屋で過ごすにも窮屈ではなく、外出の際もだらしなくならないこと。
このバランスは重視しようと決めました。
もうひとつは着ていて楽しくなる、という部分。
ワークウェアやミリタリーウェアを着ていると、
機能のために付いているドローコードなどのディティールが、美しく感じる瞬間があります。
そういった部分を誇張するように、利便性と見た目の面白さ、両方を生かすことはできないものか。
では、どんな服をつくるのか
以下のような結論に辿り着きました。
1.ワークウェアやミリタリーウェアを、現代的なオーバーサイズシルエットで
2.クリーンかつベーシックに
3.アーカイブを参照しアレンジした独特なディティールワークでモードのエッセンスを加える
テーマは決まったものの、それを形にするには本当に苦労しました。
特に2と3が相反する部分なので、まとめていく際は慎重に行いました。企画生産にあたっては、凝ったディティールで手頃な値段にする為、生地を品質の良い定番物を選ぶなど工夫しました。無理な要求ながら、生産に当たっていただいた仕入先様へはこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。
メンズを想定したサイジングですが、性別問わず様々な方に着ていただきたいです。デザインはニュートラル感を意識しています。
今のところ、今見ていらっしゃるこのWEBSITEと、ZOZOTOWNでのみ展開をしています。
実際のモノを見て頂ける場が無く歯がゆい限りですが、ぜひ多くの人に手に取ってほしいと思います。以上、あいさつと言うには長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。これからどうぞ、よろしくお願い致します。
AIMNAIM デザイナー(A)